
化学部の歴史
1929年
「自然科学研究会」設立。現在の物理部無線班、生物部、天文部もここに始まる。
1934年
「理科学研究部」に改称。
1935年
「理科学研究部」は9つの班に分かれ、「化学班」ができる。
毎週1回ほどの実験、研究発表などをしていた。
1941年
戦時中に理科学研究部は「自然科学班」に改称。
その展覧会で化学班は、毒ガス室でのガスマスク試用体験を行っていた。
1950年
第4回文化祭に「自然科学部化学班」として参加。木材利用などの研究発表を行った。
1951年
この年の文化祭では「化学部」を名乗っている。現在の化学部はここから続いている。
なお、当時は中2の2学期まで入部できなかった。
1965年
中高あわせて約30人が在籍。毎週1回ずつの実験と例会をしていた。
討論や中学生に対する化学講義、実験指導も行われていた。
1960年代
他の高校の化学部と「化学研究会」を形成し、月1回の研究発表をしていた。
また、この頃から多摩川の水質調査を始めた。現在の水質調査班の起原である。
文化祭では、染料などを使った出しものや化学マジックを行うなど、現在の展示の原型がみられる。
この頃「夏期強化合宿」なるものを行い、化学知識の向上をさせたとの記録もある。
1980年代
合宿は次第に部員相互の親睦を深めるものとなり、現在に至る。
2000年代
週3回活動を行い、各自の興味で分かれた班ごとの実験や、中1への化学講義をしていた。
毎年5月の文化祭では、1年間の研究成果を発表。また、入学して間もない中1から参加する化学マジック、クロスワード、演示実験も好評で、例年投票で上位に入った。
また、夏にはOBも参加して4泊5日の合宿を行い、自炊生活の中で交流を深めていた。
現在
月・水・土に活動を行い、班ごとの実験や、新入生向けの化学講義をしている。
文化祭は毎年4月〜6月のいずれかの日程で行われるが、例年展示大賞や研究大賞を受賞しており、展示人気投票で上位に入っている。
また、夏には3泊4日と規模を縮小しながらも、合宿を開いている。
