3学期の終わり
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶり、麻布学園化学部です。
今日の部活動は、2023年度3学期の部活動としては最後のものとなり、普段よりは多くの部員が参加して三学期の活動としては最後のひとときを過ごしました。
2学期に始まった班研究は3学期になっても一部において続いています。バイオ班は相変わらず酵母によるエタノールの合成を続けており、先週土曜日に酵母入りの砂糖水をフラスコから5Lのポリタンクに移しました。そのままではタンク内に二酸化炭素が溜まってしまうので、万が一栓が緩み空気が入りこみ、発行が起きなくなることを防ぐべく、いつも部活動開始とともにガス抜きが行われています。
また、電池班ではチャットGPTが提案した電池を作り、起電力を調べました。今日作られた電池では正極に炭素棒、負極に亜鉛板、電解質として過マンガン酸カリウムを溶かした希硫酸が用いられ、起電力は1.38Vを記録しました。しかし、この電池は電圧の変動が激しかったため、値の正確さには疑問が持たれています。
結晶班でも活動が続いています。現時点では主にミョウバンとクエン酸の結晶が作られている他、最高代から中学生に色ガラスの作り方が伝授され、二酸化マンガンを含む赤紫色の色ガラスが作られました。
そんな活動も今日午後6時に終わりを告げ、部員たちは徐々に日が暮れていく木下坂を下って帰路についたのでした。
それでは次の記事でお会いしましょう。良い一日を!
2024/02/24 麻布学園化学部広報Y.O
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