展示査定合格!
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶり、麻布学園化学部です。
麻布学園の文化祭では毎年多様な展示が行われていますが、出展するためには文化祭実行委員会が行う展示査定を通過しなければなりません。展示査定には一次と二次があり、一次に受かれば展示確定、一次に落ちても二次に受かれば展示確定、二次に落ちたら展示できず…という感じなのですが、本日化学部展が一次査定に合格し、来年の第78回文化祭に出展できることが決定しました!去年と一昨年(確か一昨々年も?)は二次査定でなんとか合格していたので、一次で合格出来て部員たちも喜んでいました。まあ合格基準点ちょうどでかなりギリギリでしたが…ともかく、化学部では前回までの展示に大きく変更を加え、実験・展示物・レイアウト全てが一味違う化学部展にするため準備を進めています。今年までに化学部展に来てくださった方も、来年5月の文化祭ではぜひ、改めて化学部展にお越しください!
さて、今日は普段やっている合成や抽出とはだいぶ違った実験が行われました。

見ての通り、磁石が宙に浮いています。(動画の方がより不思議さが伝わると思います。Xの方に動画を投稿したのでそちらをご参照ください)一体どうなっているのでしょうか?
実はこの下に置いてある円盤状の金属は超伝導体というもので、液体窒素で超低温に冷やしてあります。超伝導体とは、十分に温度を下げると電気抵抗がゼロになる物質のことです。超伝導体が持つ他の特性としてマイスナー効果とピン留め効果というものがあり、これにより磁石が宙に浮いて固定されたようになっているらしいです。難しい。しかも多分これ化学じゃなくて物理ですよね。
原理はさておき、この実験は文化祭でも何らかの形でお見せすることが決まっています。化学部展にお越しなる方はお楽しみに。原理もそれまでに勉強しておきます…
それではまた次の記事でお会いしましょう。良い一日を!
2024/12/21 麻布学園化学部広報K.N
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