ついに迎えた文化祭
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶり、麻布学園化学部です。本日2024年5月2日、ついに第77回麻布学園文化祭が始まりました。
とはいっても、私達化学部の一日が文化祭本番から始まるわけではありません。というのも、昨日やり残した準備に時間を要したのです。
筆者は始発の電車に乗っても7時までに麻布にたどり着けない遠くに住んでいるため、6時頃からLINEで早く着いた部員たちに指示を出して展示物の配置などにあたってもらいました。
そして7時にようやく私が到着したときには、展示物は配置され混沌としていた実験室は整頓されていました。それもそのはず、なんと有難いことに高3のOBがほぼ全員(部員時代に活動によく参加していた方は全員)設営の助太刀に来てくださったのです。
OBの皆様の支援もあり、8時55分頃になんとか準備を終わらせ、9時からお客様をお迎えすることが出来ました。
筆者は展示物の概要を把握している最高代部員ということもあり、主に化学大実験室の総括を担当しました。展示員がいない実験卓の展示物をご覧になっているお客様を見つければ展示物の作り方や内容に関する説明を行い、部員が解説を交えて演示実験が始まる時が来れば演示実験を見るようにお客様を誘導し、体験実験の列が伸びれば詰めるように誘導し、入退室なさるお客様には接客中でなければ必ず挨拶をしました。
また、1日7時間のお客様を受け入れる時間のうち2時間において、筆者は演示実験の演者も担当しました。すべてが上手く行ったわけではないものの、なんとか最善を尽くしたと思っています。
私達がこうして化学大実験室で接客に明け暮れている裏で、化学小実験室では30分に一度化学マジックショーが行われていました。お客様を受け入れる7時間のほぼ全てを化学大実験室で過ごした筆者は化学マジックショーの盛り上がり具合を直接見たわけではありませんが、30分に一度化学大実験室に一度に入る、マジックショーを見終わったであろうお客様の数から察するに、平日としては例年並みの盛り上がり方だったのだろうと思います。
そんな文化祭初日もすぎれば早く、感覚では午前9時の開展から2時間しか経っていないと思ったら午後1時から3時に差し掛かった頃、筆者としては嬉しい出来事がありました。
筆者がこうして書いているブログやX(旧ツイッター)をよく見ているという方がわざわざ私達の科学部展に足を運んでくださり、しかも私が筆者だと知ってか知らずか、筆者に声をかけてくださったのです。その時の私はあくまでも広報ではなく一人の展示員として振る舞う必要があったので筆者であることを明かすことが出来なかったのですが、内心では筆者の親族以外でブログをよく見ている方がいらっしゃるとは夢にも思っていなかったので、心の底から感激しておりました。
あと数日で筆者は広報はなくなり、このブログの執筆もいつか次期広報に引き継ぐことがとても残念ですが、残された数日の広報としての使命を全力で全うしたいと思います。
そして時は経ち、文化祭初日の閉展時刻となる午後4時が近づくにつれて実験室に入場なさるお客様の数も増えて来ました。しかし、閉展時刻までにお客様を退出させないと、化学部展に「罰点」がつき展示継続に支障が出るため、断腸の思いでお客様にお引き取りを願い、大実験室の全展示員で送り出させて頂きました。
その後には全展示員で化学大実験室に集合し、反省すべき点や改善すべき点を共有しました。これらを踏まえて、私達は最善の体制で明日以降のお客様をお迎えしようと思いますので、明日以降に麻布学園に足を運んでいらっしゃるお客様はぜひ教室415の化学部展までお越しください。
それでは次の記事、又は麻布学園文化祭化学部展にてお会いしましょう。良い一日を!
2024/05/02 麻布学園化学部広報Y.O
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