三学期の始まり
はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶり、麻布学園化学部です。今日を持って冬休みは終わり、3学期が始まります。新学期の始まりと言えば…
そう、始業式です。始業式では校長先生が時事ネタや麻布学園の近況を語り、生徒や教員の活躍を称えるのが通例となっておりますが、麻布学園に関する話の中で校長先生はあるものについて語り、生徒たちを沸かせました。校長先生が触れたのは「アザライブ」です。アザライブは麻布学園創立者の江原素六先生の故郷である沼津ゆかりのアニメ「ラブライブ」のパロディのようなもので、文化祭のステージ団体として例年出場しています。これについて校長先生が語り、生徒達は「校長先生の口からラブライブの名が出るとは思わなかった」などと驚き、一部は爆笑したのでした。
そんな始業式が終わると、授業もなく生徒は解散となり、昼食を取り終えた部員たちは化学小実験室に集う…はずだったのですが、私が昼食を取り終え麻布学園に戻ったときにはまだ化学小実験室に入ることができませんでした。
それもそのはず、6人いる鍵持ち(化学小実験室の鍵を開けられる人)のうち3人の高校生は修論、1人の中学3年生部員は卒業論文に追われており、残りの二人も何処か遠くへ昼食を取りに行ってしまったのです。
結局、実験室の鍵が開いたのは私のクラスが解散してから約1時間半が経過した12時10分のことでした。筆者ら高校生はまだしも、筆者らより1時間早く解散してから鍵持ちを待ち続けたであろう中学生部員が哀れでなりません。
実験室が開いたあとも、修論に追われる高校生は3人(しかも一人は顔を出したのみ)、卒論に追われる中学3年生は1人しか顔を出さなかった一方で、何故か中学1年生の部員は普段より少し多かったのが印象的でした。低学年部員の多くは文化祭に向けた練習をしていた一方で、上級生は皆別のことをしていました。中学3年生の部員は食塩の結晶作りを、筆者はYoutubeに投稿する動画の撮影を、もうひとりの高校生は締切がまだ終わっていない修論の執筆に勤しみました。
食塩を水に溶かす様子
濾過された食塩水
そんな今日の部活動の締めとなったのは、実験室の片付けです。冬休みには授業で実験室を使わないため、部員が実験室で好き放題しており、一部の卓にはサイコロや部誌の一部などが無秩序においてあったのですが、冬休みの終わりとともにそれらを片付ける必要が生じたのです。
約三十分をかけて、ようやく片付けは終わり、部員たちは帰宅したのでした。(画像では教卓の前に椅子がありますが、このあと片付けられました。)
それでは次の記事でお会いしましょう。良い一日を!
2024/01/10 麻布学園化学部広報Y.O
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